月経痛は、女性ホルモンと連動しており、月経を起こす役割がある女性ホルモンが、どうして月経痛という症状にまで関与しているのか、不思議に感じるところですが、そこには、痛みのもとになっているプロスタグランジンという物質と卵胞ホルモン(エストロゲン)との密接な関わりがあったのです。
プロスタグランジンは子宮内膜から分泌される物質で、痛みや炎症を起こす作用があります。
子宮内膜からプロスタグランジンが分泌されると、子宮が収縮し、子宮内膜が剥がれおちます。
剥がれ落ちた子宮内膜を、血液と共に体外に排出する役割もあります。
一方、卵胞ホルモンのエストロゲンは、プロスタグランジンの分泌を促す作用があります。
つまり、エストロゲンの分泌量が多いほど、痛みのもとであるプロスタグランジンの量も多くなるのです。
ここに、女性ホルモンとプロスタグランジンの密接な関わりを見てとることができます。
このことから、エストロゲンの分泌量が多い人は、月経痛もひどくなりがちであるということが言えます。
エストロゲンは女性ホルモンですので、ストレスや生活習慣の乱れをそのまま反映してバランスを崩します。
従って、ひどい月経痛に悩んでいる人の多くは、普段の生活においてストレスが過多である人や、生活習慣が乱れている人であるということが言えるのです
ということは、生活習慣や食事内容を見直すことによって、ある程度月経痛を和らげることが可能だとも言えます。
一日の生活リズムでメリハリを付けるためには、食事時間を固定にすると良いと言います。
決まった時間に食事を摂り、なおかつその食事内容はバランスの良いものを選びましょう。
どうしても食事で十分な栄養バランスが取れないようであれば、サプリメントを有効活用すれば、十分に補うことができます。